秘・密・基・地2017.08.20
こんにちは
現場監督の湯浅です。
先日、子供部屋のリフォームをさせていただいたお客様から、嬉しいお言葉をいただきました。
「改修工事の前に比べて、お子様が自室で勉強する時間が長くなった」そうです。
お子様達が自分の部屋を気に入っていただけたようで、自室で過ごす時間が長くなったようです。
このお客様からは、元々は8畳の畳敷きの和室だった部屋を2部屋に区切り、
ご兄妹それぞれの部屋にしたいとの要望で、工事の依頼をいただきました。
ですが、半分の4畳ずつの部屋にベッドや机を置くと、ずいぶんと狭くなってしまいます。
そこで、『2段ベッド』の提案をさせていただきました。
もちろん、ただの2段ベッドではありません。
その時の提案書がこちら
間仕切を中心として、それぞれの部屋に半分ずつ重なるようにベッドの上下段の位置を設定することで、部屋を少しでも広く使えるように提案させていただきました。
実は、提案してから気づいたのですが、これがなかなか難しかったのです。
リフォームなので、既存の構造体は基本的に動かせません。
床や屋根高さが決まっている中で、上下段それぞれの有効スペースを確保したり、上段の重みをどうやって支えるかなど、なかなか頭を悩ませました。
最終的には秘密基地のような雰囲気も演出することが出来て、住んでみてからのお子様達の反応も良く、工夫してみたかいがあったかと思います。
今回この提案をさせていただいたベースには、エスエー企画がたびたびご提案させていただく、『ロフト』の考え方があります。
一般的な住宅は、屋根が三角形になっています。
一方、天井は平らなので、天井と屋根の間には意外と広い空間が空いているのです。
ですが、この空間は屋根の熱が直接伝わってくる上、熱がこもりやすく、部屋として使うのには通常は適しません。
そこでエスエー企画が得意とする断熱を、ちょっとひと工夫。
天井面ではなく屋根部分で断熱することで、床から屋根裏までの空間を、空気環境は快適なまま三次元的な間取りの活用をすることが出来るようになります。
『快適なロフト部屋』は、収納にも、書斎にも、もちろんベッドにも。
家自体のサイズはそのままに、住み心地は段違いです。
エスエー企画のモデルハウスにもロフトが設けられています。
それがこちら
興味が出たら、是非一度モデルハウスにご来場ください。