NEWSまじめな家のスタッフブログ

長生きする という考え方2017.09.04

 

共に住む という選択肢、今までなかったです。

 

 

TEDという海外の情報番組の和訳がyahooニュースで並ぶことがあります。

 

タイトルは、「コ・ハウジングでもっと幸せに もっと長生きに」。

スピーカーは、建築家のグレース・キムさん。

 

読んだきっかけは「コ・ハウジングってなんだろう?」でした。

 

建物の形か何かのことかな?なんて思いながら読んだら、全然違いました。

コ・ハウジングとは、「共住」 という考え方なのだそうです。

隣人と空間を共有したり、お互いと語り合ったり、助け合ったりする暮らし方で、

同じ考えの人たちが集まって、生活を共にするそうです。

 

日本のシェアハウスみたいなことかな?とも思いましたが、

それとも違うようです。

もっとお互いに干渉し合う暮らし方です。

 

正直、えっと思いました。

干渉されるのが嫌で、最近の家は塀で囲ったり、窓から視線が入らないように工夫したりしています。

SNSでも自分のつながりたいとこだけ、つながるって感じです。(偏見でしょうか。。)

 

 

“寂しさは必ずしも孤独から生まれるのではない。

 寂しさは周囲の人々との社会的な関係性により生まれるものであり、

 自身の居住環境から生まれることも珍しくない。”(TED本文より)

 

 

ちょっと見方が変わりました。

私たちが家を建てるとき、今目の前にある幸せを考えてしまいます。

これから生まれてくる家族を想います。それは、とても大切なことです。

でも、それはほんの20年ほど。それも関係性がうまくいっていればのこと。

人生はまだまだその先も続きます。

日本では、長寿命化が進み、コミュニケーションをとるのを億劫に思う人たちが増えてると思います。

豊かな生活とは何だろう。

 

周囲との関係性に少なくとも影響を与える家づくり。

ずっと先まで、安心して暮らせるように、

考える必要があるのだと思った関口なのでした。

 

 

・・・つながるの怖いのだけれど、

程良くつながるってゆうのは、無いのかな(汗)。

それがSNSか。。

うーん。